mijin製品のご紹介
mijinは実証実験用ではなく
ゼロダウンタイムのバックエンドを
構築するための
実用ブロックチェーン製品です。
mijin
mijinは、その実績を継承しながら、IoTやAIなど先端テクノロジーとの融合を実現し、
また産業界にエンタープライズ製品としてブロックチェーン技術が
より広く採用されるべく、 2年半の開発期間を経て誕生しました。
そして2018年5月、オープンソース化を実現いたしました。さらに2019年6月、
オープンソースとエンタープライズ・ライセンスのデュアルライセンス提供を開始いたしました。
mijinの新機能
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アグリゲート・トランザクションAggregate Transactions
複数のトランザクション(取引)を1つのコントラクト(契約)のようにひとまとめにし、指定した全連署人の電子署名が揃うと、すべての取引を同時に決済し実行することができます。署名が揃わない場合は実行されません。例えば、複数のユーザーが異なるアセット(資産)を持っており、お互いに交換したい場合に、相手を知らなくても信頼できるスワップ取引をすることができます。
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マルチレベル・マルチシグネチャMuti-Level Multisignature
指定した数の連署人が全員同意することでコントラクト(契約)を実行できる「マルチシグ」がさらに進化、複雑な承認・署名プロセスのための階層(レイヤー)的な構成を可能にしました。最大3層までのマルチシグの階層をつくり、実行することができます。また、指定した日時までに同意が集まらない場合は、そのコントラクトを自動で削除します。
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クロスチェーントランザクションCross-Chain Transaction
プライベートチェーンmijin上でのトークンの移転と、パブリックチェーンNEM上でのトークンの移転を一括して、同時に実行します(アトミックスワップ)。これにより、複数のブロックチェーン間をまたいだ取引や契約、処理を実現することができます。
mijinの基本機能
インターネットの“ドメイン”のようなもので、mijinやNEMのブロックチェーン上にレンタルで取得する部分領域です。企業・ブランド・個人・場所等を特定するIDとして記録し、利用できます。
モザイクMosaic
mijinやNEMのブロックチェーン上で発行することのできる、独自のトークンです。
発行したトークンは、暗号資産、ポイント、商品券、電子マネー、
トレーディングカード、所有権、チケット、ユーザーID等としてアプリケーションやサービスで利用できます。
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マルチシグネチャMultisignature
複数の署名者の中から、予め設定しておいた数の署名を得ることで取引や契約を実行する機能です。トランザクション(取引)ごとに、署名対象者のうち何名の署名を必要とするかや有効期間を設定できます。
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マルチアセットMulti-Asset
1つのブロックチェーン・プロトコル上に、複数のアセット(トークン)を同時に且つ自由に発行し・流通させ・管理することができる機能です。発行する量(数)の設定、発行量のロックなどが可能です。
mijinのコンセプト
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オンチェーン・アセット・モデリングOn-Chain Asset Modeling
難しいコーディング無しに、アセット勘定を定義(モデリング)するだけで、あらゆるアセットをトークンとしてブロックチェーン上で発行し、流通させ、管理することができます。また、ツリー構造でアセット管理が可能。トークンの発行量に制限は無く、また、詳細にその仕様を設計できます。
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スマート・サイニング・コントラクトSmart Signing Contract
アセットとマルチシグを組み合わせ、マルチシグを鍵としてアセットの動きをコントロールすることで、あらゆる商慣習やコントラクト(契約)をブロックチェーン上でセキュアに実行します。これらはワンタイム・コントラクトとして、簡易に設定し管理することができます。
※mijinも共通のコンセプトです。